大栄翔が首位に並ぶ 先場所の反省生かし平戸海の引きに動じず「考えてやった」 8日目は大の里との1敗対決
◆大相撲 ▽夏場所7日目(18日、東京・両国国技館) 西前頭筆頭・大栄翔(追手風)が1敗を守り、全勝が消えたためトップに並んだ。東同2枚目・平戸海(境川)の引きに落ちず、攻勢に転じて押し出した。先場所は引き落としで敗れており、「先場所それ(引き技)で負けているので、しっかり考えてやった」と反省を生かした。 関脇だった先場所は6勝9敗に終わり、7場所連続で守っていた三役の座から陥落。雪辱を期す土俵で好調を保っている。「しっかり思い通りで取れていると思う。内容も伴っているので、それが一番いいと思う」と納得顔で振り返った。 8日目は新小結・大の里(二所ノ関)との1敗対決。「それは(7日目の場所が)終わってから考える」と語った。2021年初場所以来、2度目の賜杯への期待も膨らむが「それは後半の後半までわからないことなので、一日一番集中して」と一戦必勝を強調した。
報知新聞社