恐竜モニュメントを撮影しようと人だかりができた新幹線開業日の福井駅西口＝3月16日、福井県福井市中央1丁目

　3月16日の北陸新幹線福井県内開業以降、福井新聞は福井市の福井駅周辺で、県外の観光客にアンケートを実施した。旅先は「県立恐竜博物館」が最も多く「大本山永平寺」「福井駅周辺の街歩き」が続いた。印象については「福井駅は人が多くにぎやか」「食がおいしい」「人が優しくて温かい」「恐竜のまち」などが目立った。 【グラフ】福井県外からの観光客に行ったアンケート結果 　16日以降の土日祝日に県外の観光客28組にアンケートした。このうち東京から来たのは12組、神奈川県、兵庫県は各3組、埼玉県、富山県は各2組。茨城県、大阪府、京都府、奈良県、愛知県は各1組。外国では韓国が1組だった。関東、北陸方面からの観光客は北陸新幹線を利用。関西、中京方面は特急と新幹線を乗り継いだり、車で来たりしていた。 　家族連れは14組、一人旅は10組、残りは友達や恋人と訪れていた。初めて福井を訪れたのは9組だった。 　旅先を尋ねる質問には「県立恐竜博物館」が最も多く8組。次いで「大本山永平寺」が5組。「福井駅周辺の街歩き」は4組。ほかに「あわら温泉」が3組、ソースカツ丼が名物の「ヨーロッパ軒」も3組だった。