歴代日本人選手の戦績は? 初めてマスターズに出るとどんなコメントが飛び出す?【マスターズ豆知識】
4月11日に開幕する「マスターズ」。2021年に松山英樹が優勝するまで、伊澤利光(2001年)、片山晋呉(2009年)の4位が最高位と多くの日本人がマスターズへ挑戦し辛酸を舐めてきた。そこで、マスターズに初めて出場したとき、どんな心境だったのか、いくつかのコメントと戦績で振り返ってみよう。 超貴重! 2011年に撮影した松山英樹のドライバースイング【連続写真】 ■2009年 石川遼(予選落ち) 「できるだけ楽しくプレーするように心がけたが、2日間1度も楽しめなかった。またここに戻ってきたい気持ちが強くなりました」 ■2011年 松山英樹(27位T) 「オーガスタの雰囲気を味わえたし、すごく楽しかったです」 ■2011年 藤田寛之(予選落ち) 「雰囲気には慣れてきたつもりだったけど、今日は普通には入れなかった。自分がここにいるということに感動しているところがあった。9番グリーンでボードに名前があった時はグッときました」 ■2018年 小平智(28位T) 「やっとここに立てた。長かった。出るだけじゃ意味がない」 ■2018年 宮里優作(予選落ち) 「飛距離ももちろんですが、パッティングも含めて、ショートゲームのバリエーションがいるなと思ったし、フェード一辺倒ではダメだなと。両方打てるようにならないと。やることは多い」 ■2019年 今平周吾(予選落ち) 「距離が足りませんでした。グリーン周りは、いけるかなと思うんですどね。でもショットで結構ハンデがあるので、それをこれからどうやって埋めていくか、日本に帰って色々考えます」 ■2019年 金谷拓実(58位T) 「自分のことで精一杯で、周りを見る余裕はなかった」 ■2022年 中島啓太(予選落ち) 「つらかった。こんなに難しいんだな」 ■2023年 比嘉一貴(予選落ち) 「難しいですね(笑)。テレビだとグリーンも大きく見えるし、みんな簡単そうにやるから。距離は長いし、グリーンは小さいんですけど、傾斜が大きくあって打つところは本当に狭い。ワンショットですぐにボギー、ダボってなってしまうので、非常に神経を使って打たないといけない」 <日本人選手の歴代戦績> 1936年 陳清水 20位、戸田藤一郎 29位 1958年 中村寅吉 41位、小野光一 CUT 1963年 陳清波 15位、小野光一 CUT 1964年 石井朝夫 40位、陳清波 44位 1965年 石井朝夫 26位、陳清波 39位 1966年 陳清波 23位、石井朝夫 CUT 1967年 陳清波 46位、杉本英世 CUT 1968年 杉本英世 35位、陳清波 35位 1969年 河野高明 13位 1970年 河野高明 12位 1971年 河野高明 CUT 1972年 河野高明 19位、尾崎将司 CUT 1973年 尾崎将司 8位、河野高明 51位 1974年 尾崎将司 CUT、青木功 CUT 1975年 尾崎将司 43位、青木功 CUT 1976年 尾崎将司 33位、村上隆 37位 1977年 青木功 28位、村上隆 CUT 1978年 尾崎将司 CUT、青木功 CUT、中嶋常幸 CUT 1979年 青木功 34位、尾崎将司 CUT 1980年 中村通 CUT、青木功 CUT 1981年 青木功 45位、鈴木規夫 45位 1982年 羽川豊 15位、青木功 CUT 1983年 中嶋常幸 16位、青木功 19位、羽川豊 36位 1984年 青木功 25位、中嶋常幸 33位 1985年 青木功 16位、中嶋常幸 47位 1986年 中嶋常幸 8位、青木功 CUT 1987年 中嶋常幸 CUT、尾崎将司 CUT、青木功 CUT 1988年 青木功 25位、中嶋常幸 33位 1989年 尾崎将司 18位、中嶋常幸 CUT 1990年 尾崎将司 23位、尾崎直道 33位 1991年 中島常幸 10位、尾崎将司 35位 1992年 中嶋常幸 CUT、尾崎直道 CUT 1993年 尾崎将司 45位、尾崎直道 45位 1994年 飯合肇 41位、尾崎将司 CUT 1995年 尾崎将司 29位、中嶋常幸 CUT 1996年 尾崎将司 CUT、東聡 CUT 1997年 尾崎将司 42位、金子柱憲 CUT 1998年 尾崎将司 CUT、丸山茂樹 CUT 1999年 丸山茂樹 31位、尾崎将司 CUT 2000年 尾崎将司 28位、丸山茂樹 46位、尾崎直道 CUT 2001年 伊沢利光 4位、片山晋呉 40位、丸山茂樹 CUT 2002年 丸山茂樹14位、伊沢利光 CUT、片山晋呉 CUT、谷口徹 CUT 2003年 片山晋呉 37位、丸山茂樹 CUT、谷口徹 CUT、伊沢利光 CUT 2004年 丸山茂樹 CUT、伊沢利光 CUT 2005年 片山晋呉 33位、丸山茂樹 CUT 2006年 片山晋呉 27位、丸山茂樹 CUT 2007年 片山晋呉 44位T、谷原秀人 CUT 2008年 片山晋呉 CUT、谷口徹 CUT 2009年 片山晋呉 4位、今田竜二 20位T、石川遼 CUT 2010年 池田勇太 29位、片山晋呉 CUT、石川遼 CUT 2011年 石川遼 20位、松山英樹 27位※、池田勇太 CUT、藤田寛之 CUT 2012年 松山英樹 54位T※、石川遼 CUT 2013年 石川遼 38位T、藤田寛之 CUT 2014年 松山英樹 CUT 2015年 松山英樹 5位 2016年 松山英樹 7位T 2017年 松山英樹 11位T、池田勇太 CUT、谷原秀人 CUT 2018年 松山英樹 19位、小平智 28位T、池田勇太 CUT、宮里優作 CUT 2019年 松山英樹 32位T、金谷拓実 58位T※、小平智 61位、今平周吾 CUT 2020年 松山英樹 13位T、今平周吾 44位T 2021年 松山英樹 優勝 2022年 松山英樹14位T、金谷拓実 CUT、中島啓太 CUT※ 2023年 松山英樹16位T、比嘉一貴 CUT ※アマチュア出場