「小学校教諭の死亡は長時間勤務が原因」遺族が福岡市を提訴 1億3750万円あまりの損害賠償を請求
男性教諭の妻 会見要旨
「子どもためを思ってみんな働いているけどどう考えても人が足りない」 「夫の命がなくなったということに目を逸らさないで、学校や教育委員会は事実を認めて一緒に明るい方向に進んでいきたい」 「朝学校に来てから帰るまでにそれぞれの立場の教員がどんな仕事をしているのかという事実を知ってほしい」 「教員も人間。自分のことも大切にしながら疲弊した状態でなく、生き生きとした状態で子どもの前に立てるような当たり前のことができる学校にしてほしい。そこから目を逸らさないでほしい。」 「夫の仕事ぶりは本当に尊敬できる。クラスの子達を本当に大切にしていて、子どもたちが前に進めるように自分の時間を削って、できることは全部して子どもたちの前に立っていた。妥協することはなかった」 「自分の子供と遊ぶ時間も大切にしていたから、自分が寝る時間を削っていて、子どもが寝ている夜中に誰もいない学校に行って働いて、朝帰ってきて土日に子供と過ごせるようにしてくれていた」 「一番ひどい時は家に風呂に入るためだけに帰ってきてそのまま出勤する時もあった。」 「長男は一度も泣かなかったけど、火葬場で最後のお別れをした時、1人だけ控室の方に歩いて行って外見ながら泣いていたよとあとから教えてくれた」