W杯最終予選初先発・FW小川航基、先制オウンゴール誘発「いい位置にポジション取れた」【サッカー日本代表】
◇15日 サッカーW杯アジア最終予選C組第5戦 インドネシア―日本(ジャカルタ) C組首位の日本はインドネシアに4―0で快勝し、4勝1分けの勝ち点13。2位のオーストラリアとの勝ち点差を「7」に広げ、独走態勢に入った。 先制点を呼び込んだのは、最終予選初先発のFW小川航基だった。前半35分。敵陣で相手を押し込み、遠藤が左サイドの町田へつなぎ、中央に走り込んだ守田のトリッキーなパスで鎌田が抜け出す。ゴール前に猛然と走り込んできたのが、小川だった。相手DFと競り合いながら、ラストパスを左足で押し込んだ。球はインドネシアDFハブナーの右足に当たり、記録はオウンゴールとなったが、得点を奪うことに特化したプレースタイルで勝利への活路を切り開いた。 小川は「いい形で(鎌田)大地くんが抜け出したので、しっかりと点を取れる位置にポジションを取るのが自分の特長でもある。いい位置にポジションを取れた」と安堵(あんど)の表情。中3日で迎えるアウェー・中国戦(19日、中国・アモイ)に向け、「みんなでしっかりと準備したい」と話した。 (写真はAP)
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