大量のお札が次々と目の前に… 国立印刷局が新紙幣の製造工程を公開
来月3日に新しい紙幣の発行が始まるのを前に、国立印刷局の東京工場(東京都北区)で19日、製造工程の一部が報道陣に公開された。 【写真】新紙幣の見本=2024年6月19日午後2時27分、東京都北区、小宮健撮影 新しいお札には、1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、1千円札は北里柴三郎の肖像が描かれる。国内に4カ所ある印刷工場では、紙に肖像や微細な模様を印刷し、偽造防止用の3Dホログラムを貼り付けて新札をつくる作業が急ピッチで進む。新紙幣は2022年度から量産を始め、来年3月末までに74億8千万枚を刷る計画だ。
朝日新聞社