韓国グループ・ENHYPENが公開収録 博多弁の早口言葉に歓声
韓国を拠点にグローバルに活躍する男性7人のグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」が18日、福岡市中央区の福岡大名ガーデンシティで、ニッポン放送のラジオ番組「ENHYPENのオールナイトニッポンX(クロス)」の公開収録をした。一夜限定の番組は1年半ぶりの復活で、放送予定は7月29日。主に日本語を使った和気あいあいとしたメンバーのやりとりを、約500人のファン(通称・ENGENE=エンジン)が楽しんだ。 【公開収録の画像】メンバー7人全員にインタビュー ENHYPENは2020年、オーディション番組で選ばれた7人で結成。昨年は東京ドーム公演を果たし、「日本レコード大賞」で特別国際音楽賞を受賞した。 21年4月から1年間、1967年から続く老舗番組「オールナイトニッポン」で、海外のアーティストとして初めてレギュラーパーソナリティーを務めた。22年11月に一夜限定で復活し、今回は約1年半ぶりの収録となった。 晴天のもとで進んだ収録では、唯一の日本人メンバーNI-KI(ニキ)は「皆さんと同じ空間でしゃべることができて、すごくうれしい」とあいさつ。最近のグループの話題は、メンバーのJAY(ジェイ)がロックバンド「GLAY」のデビュー30周年記念シングルでコラボを果たしたこと。今月9日、GLAYの埼玉公演でサプライズ出演も果たした。JAYは「願いがかない、すごく光栄だった」と振り返った。 初めて訪れる福岡についても語り合った。食べたいものは全員一致の「ラーメン」。もつ鍋、黒豚も挙がった。 博多弁の早口言葉にも複数のメンバーで挑戦。「おっとっと、とっとってって言っとったとに、なんでとっとってくれんやったとって言いよると」。「と」を多用した早口言葉を、HEESEUNG(ヒスン)が完璧に話すと、歓声が上がった。 ENHYPENはワールドツアー「『FATE PLUS』 IN JAPAN」で日本各地を公演中。19、20日には福岡市博多区のマリンメッセ福岡でライブを開いた。7月12日には、ニューアルバム「ROMANCE:UNTOLD」をリリース予定だ。(平原奈央子)