梅雨のカビ対策は万全ですか?意外な場所に発生する“隠れカビ” くしゃみ、鼻水などアレルギーに注意
(足立夏保キャスター) エアコンやお風呂場などはカビ対策をすでに行われてる方も多いと思いますが、毎日、触れるもののカビ対策はされてるでしょうか。 スマートフォンのケースは注意です。そのスマホケースの中、ここにもほこりがたまりやすいです。 カビの研究を続ける浜田信夫さんの調査によると、調査した116台のスマホケースのうち約4割のスマホケースにカビが発生していたそうです。特に多かったのは30代以上の男性のケースで、ズボンのポケットに収納していたケースのほうがカビが多かったということです。ほこりがたまりやすいことが原因です。 対策としては、人体に影響を及ぼすカビではないが、定期的にウェットティッシュなどで除菌し対策してほしいとのことでした。
カビが発生しやすい要因は、温度が20℃から30℃、湿度60%以上、カビの栄養となるほこりの中の食べかすや死骸です。 矢口 准教授によると、カビを発生させないためには、換気と除湿で室内の湿度を下げる必要があり、そうして空気の流れができるとカビが定着しにくくなり発生しにくくなるということです。
効率的な換気としては、窓が2か所以上ある場合は、対角線上に窓を開けることです。窓が1か所しかない場合は、部屋のドアを開け、扇風機を窓の方へ向け、部屋の外に室内の空気を流すと換気できます。しっかり換気をおこなって対策をおこないましょう。