藤井フミヤ、40周年の47都道府県ツアー完走 111回目の武道館ステージに感慨
シンガー・ソングライター、藤井フミヤ(61)が9日、東京・北の丸公園の日本武道館でデビュー40周年記念ツアーの最終公演を行った。 昨年9月から47都道府県(61公演)を巡り計約13万人を動員。 約1万4000人のファンの大歓声に迎えられ、「40周年アニバーサリーコンサートへようこそ。きょうは40年分やります。覚悟しといてください」と笑顔。自身にとって111回目となる武道館公演で、「チェッカーズの解散コンサートも、ソロで最初にやったのもここ(武道館)でした」と振り返った。 この日はチェッカーズ時代のデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」で幕開け。「ジュリアに傷心」「星屑のステージ」などグループ時代の楽曲を歌い継ぐと、実弟のサックス奏者、藤井尚之(59)との兄弟ユニット、F―BLOODで猿岩石に提供したユニットの代表曲「白い雲のように」など3曲を披露。 客席を見渡しながら「色々な思い出が武道館にあります。30年前、ソロ最初の曲が運良くヒットしました」など語り、ソロの名曲「TRUE LOVE」を力強く熱唱。大喝采を浴びた。