『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』に登場した高橋優さん（撮影：新保 勇樹）

秋田県出身のシンガー・ソングライターの高橋優さん（40）が主催する地元密着型フェス『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』が21日と22日の2日間開催されました。 【画像】高橋優、楽曲制作は“降ってきたことない”　「ぐっときたらそれで完成」 秋田県内にある13の市を巡るキャラバン型フェスとなっているこのイベント。今回は能代市・二ツ井中央公園で開催され、2日間で約1万6000人（主催者発表）の観客が訪れました。

赤いハッピを着てバスケットボールをドリブルしながら登場した高橋優さん（撮影：新保 勇樹）

能代といえば圧倒的な強さで一時代を築いた能代工業高校（現：能代科学技術高等学校）のバスケットボール部が有名だということにちなみ、オープニング・セレモニーでは、赤いハッピを着た高橋さんがバスケットボールをドリブルしながら登場。前回から恒例となっている、このフェスのテーマソング『秋田の行事』をパフォーマンスし、フェスが開幕しました。 2日間のライブには氣志團や、AIさん、Saucy Dogなど豪華アーティストのみならず、キンタロー。さん、とにかく明るい安村さんなど、数多くのお笑いタレントも登場し、合計13組が出演しました。ライブアクトはもちろん、開場中BGMで流れる秋田民謡や県出身著名人のコメント、さらにフードエリアなどを含め、秋田愛が伝わるフェスとなりました。

トリを飾った高橋優さん（撮影：新保 勇樹）

両日のトリを飾るのは主催者である高橋さん。1日目のライブでは『雪月風花』や『虹』を披露すると、MCで「初めての雨でのACMFを経験させてもらいました。今日ここまで残ってくれたみんなが一番偉大でカッコいいです」と、雨の中で参加していた観客にメッセージを送りました。ライブの最後には、最新シングル『現下の喝采』（9月11日に配信リリース）をファンの前で初披露し、観客を魅了しました。 高橋さんは2016年に第1回となる『秋田CARAVAN MUSIC FES 2016』を出身地である横手市で開催。以降、開催地を移動しながら第7回となる今回は能代市で開催されました。さらに、高橋さんは2025年1月22日に2年3か月ぶりとなるオリジナルアルバム『HAPPY』のリリースや、2025年2月には28会場30公演を行うライブツアー『高橋優 LIVE TOUR 2025 「ARE YOU HAPPY？」』の開催が発表されました。