ナポリ、ラツィオに敗れて首位陥落もコンテ監督は前向き「正しい道であることを明確に示した」OBの伊解説陣も分析 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ナポリのアントニオ・コンテ監督が、日本時間9日のセリエA第15節ナポリ対ラツィオ戦(0-1)を終え、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語った。 【動画】ナポリ×ラツィオ | ハイライト
前節終了時点まで、勝ち点「32」で単独首位につけていたナポリ。日本時間9日、ミッドウィークのコッパ・イタリアで1-3と敗れたばかりのラツィオと再戦したが、またしても0-1と敗れた。今節でミランに勝利したアタランタに追い抜かれ、首位陥落となったナポリの指揮官アントニオ・コンテが『ダゾーン』のインタビューで試合を振り返った。ナポリ指揮官は、ホームでの敗戦を前向きにとらえている。 「今日の試合は、目指している道が正しいことを明確に示したように思う。相手に対してアグレッシブな姿勢で試合をするというのが、このチームのアイディアだ。パフォーマンス自体を残念に思っているわけではない。選手たちは、良いチームを相手に、全力を尽くしてくれた。ラツィオはすい星ではなく、偶然、あの順位にいるわけでもない」 「目指すべき道は、この道であり、道中でつまずくことはある。おそらく今後もつまずきはあるだろう。もちろん改善していくべき点はある。ゴール前までたどり着いても、ラストパスがうまくいかないことが多く、今回が初めてではなかった。ラスト30メートルでもっとクオリティが必要だ」 「しかし、これも成長のプロセスの一環だ。良い収穫もあるが、まだ5カ月しか経過しておらず、これからやるべきことは多い。私は低い位置で守りを固めるような消極的なチームではなく、相手に対してアグレッシブな積極的なチームを見たい。それから選手個人のクオリティで違いを作り出さなければならない」
伊解説陣の見解は?
『ダゾーン・イタリア』の番組「Dazn Serie A Show」では、ナポリOBのチーロ・フェラーラ氏が上位対決を分析。「今日の試合は、非常に戦略的で、非常にバランスがとれ、拮抗していた。だが試合の行方は、ナポリにとって不運な1つのエピソードで決まってしまった」との見解を示した。また、今後のスクデット争いへの影響を問われて続けた。 「首位陥落となったことが、今後、心理面で影響するようなことがあってはならない。あらゆることが起きる可能性はあるが、アントニオは、こうした場面をマネージメントできる能力がある。それに順位表のポイント差は小さいうえ、ナポリはインテルやローマ、ミランやアタランタ、ラツィオ、敵地でのトリノとの試合が組まれたこの時期を乗り越え、首位と2ポイント差だ。がっかりする気持ちは分かるが、重要な道のりを歩んでいることに変わりない」 試合情報 ウディネーゼ vs ナポリ 試合時間:2024年12月15日(日)日本時間2:00 会場:ブルーエナジースタジアム
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