ケイト・ウィンスレット、エマ・トンプソンが30年前にくれたアドバイスを明かす「働くのと同じくらい働かないことも大切」
今週、ニューヨークで開催された新作『Lee(原題)』の上映会に出席したケイト・ウィンスレット。1995年、映画デビューして間もない頃に出演した『いつか晴れた日に』で共演したエマ・トンプソンからもらったアドバイスについて語った。 【写真】世紀の大親友レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットのレッドカーペットヒストリーを振り返り!
ケイト曰く「エマは地に足がついていて、業界全体について明確に認識している。彼女は私をとても大切に守ってくれた」。この作品で2人は姉妹を演じたが、撮影が終わってからも友情は続いた。この作品の数年後にケイトはレオナルド・ディカプリオとの共演作『タイタニック』で大ブレイクを果たす。エマはそのときケイトの今後を案じてくれたという。ケイト曰く「エマは私を心配してくれた。私が暴走するんじゃないかという心配ではなかった。それは私の性格上ありえないことだから。そうれはなくて、こういうことにはとても圧倒されるものだし、私がどうするんだろうと懸念してくれた」。
そのときのアドバイスをケイトは今も覚えていると話す。「彼女は私にこう言ってくれた。働くことは働かないことと同じくらい大切なこと。そのことを覚えておいてって。私がこの言葉を忘れたことはない」と語った。「当時の私は、俳優の仕事がなくなるのは嫌だと思っていた。ずっと続けていたかった。でも私が出続けたら、みんな私にうんざりして『彼女はもういい。誰か他の人のを見よう』と言い出すかもしれないとも思ったんだ」「だからエマが言ったことを真剣に受け止め、それに基づいて行動したことを覚えている。今も私はそう行動している」。
ちなみにイベントではエマと彼女の夫で俳優のグレッグ・ワイズからケイトに宛てて届いたビデオメッセージも発表された。グレッグも『いつか晴れた日に』に出演していたが、エマとはこの作品をきっかけに交際をスタート。2人は2003年にゴールインした。どうやら2人が交際を始めるときには、ケイトが一種のキューピッド役を果たしたよう。エマはビデオメッセージの中で「あの人と話した方がいいと思うよってあなたが言ったのを覚えている? 私が『彼は私に興味ないと思う。興味ないよ』と答えたら、あなたは『それは違うと思う』と言ったんだよ」。エマとケイトの友情も、エマとグレッグの関係ももう30年。友情はともかく、結婚生活が短命に終わりがちなセレブ界。この長持ちぶりは貴重かも。