ブームから定番へ…大阪の「クッキー博」初日から賑わい 実はホワイトデーに向けた新たな提案としてスタート
百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で7回目となる催事『クッキーの魅力』が2月28日よりスタート。国内外の人気ブランドが集まるとあって商品によっては昼過までに完売するなど、初日から賑わいをみせた。 【写真】見てるだけで楽しい…催事場のクッキー集めました 前期・後期と合わせて30ブランドが出店する同イベント。ホワイトデーに向けた新たな提案として2018年にスタートしたが、売場には女性客も多く、自分へのご褒美需要も高い。広報担当の米田さんは、「クッキー人気は継続的にあり、ブームから定着してきたという印象です。今回はクッキーのなかでも『食感』にフォーカスしている点も楽しんでいただけたら」と話す。 店頭には、クッキーの断面図と合わせて「もっちり」「ホロホロ」・・・と、ひと目で各クッキーの食感がイメージできるオリジナルのポップを掲示。「サクッ」と紹介されている、フランスの「ヴァンサン ゲルレ ビスキュイ フランセ」はこだわりバターを使用し、塩をアクセントにしたビスキュイのサンド(5個・1836円~)が看板メニュー。また同店の「クッキーキャラメル」は個数制限が設けられており、催事場のなかでも特に賑わいをみせていた。 そのほか、ヨーロッパで人気を集めるソフトクッキー文化を日本にも広めたいという思いから「シェ・シバタ」と「QUONチョコレート」がコラボしたクッキー(1枚443円~)が登場。1つひとつが大ぶりでしっとりホロホロの食感となっており、会場限定で好きなクッキーを選び、ソフトクリームをオンするサービスも(1個843円)。 ■ ブームの兆し…「甘くないクッキー」 さらに今回は、塩やスパイスの風味を効かせた「サレ・クッキー」に着目。催事場では「モンプチ ヴィア カカオ」(大阪・中津)のカカオに塩漬けしたトマトの酸や青カビチーズなどを合わせたビスコッティなど、甘さを抑えた大人向けのクッキーもスタンバイ。ワインや日本酒など、お酒と合わせていただくのがオススメだ。 根強い人気を誇るクッキー缶は、フランスやアメリカ、英国、デンマーク、ポーランドなど輸入クッキーも多数ラインアップ。平均すると3500円ほどのクッキー缶だが、3個、5個とまとめ買いする来店客の姿も多く見られた。そのほか、外国のスーパーなどで販売されている日常的なクッキーは1000円以下のものも。 『第7回 クッキーの魅力』前期は2月28日~3月5日、後期は3月6日~11日まで、「阪急うめだ本店」9階祝祭広場にて。