フジテレビ社長、大谷翔平選手の新居報道を改めて謝罪 ドジャースの取材パス凍結「そういう事実はなく…現在も取材を続けています」
フジテレビの港浩一社長(72)が5日、東京・台場の同局で定例社長会見を行ない、ドジャースの大谷翔平選手(29)の新居報道について謝罪した件について言及した。 事の発端は、大谷が米ロサンゼルスで購入した12億円の豪邸についてフジテレビなどが詳細に放送。そのため、一部では、これに大谷側が激怒し、ドジャースが取材パスを凍結したなどと報じられていた。 3日に同局で放送された「Live News イット!」ではキャスターを務めるフリーの青井実アナ(43)が、4日に放送の「めざまし8」で同局の西岡孝洋アナ(48)が謝罪していた。 この件について港社長は、「フジテレビの報道により、大谷選手とそのご家族、代理人をはじめとする関係者のみなさまにご迷惑をおかけし大変申し訳なく思っております」と改めて謝罪。 さらに、「新居に多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しているということですので、今週水曜日に放送や(同局の)ホームページを通じて視聴者のみなさまに、大谷選手の自宅やプライベートの空間を訪れることをお控えいただくようお願いいたしました」と対応を説明した。 また、一部メディアが報じたドジャースの取材パス凍結については、「そういう事実はなく、適切な取材を心がけながら、現在も取材を続けています」とした。ドジャース、大谷サイドからの抗議などについて担当役員は、「大谷選手サイドとさまざまなやりとりをしておりますが、中身は控えさせていただきますけど、やりとりはありました」と明かした。
中日スポーツ