【西武】西武OB辻発彦氏と巨人OB斎藤雅樹氏が1打席対決
◆日本生命セ・パ交流戦 西武―巨人(1日・ベルーナドーム) 交流戦の特別イベントとして、西武―巨人の試合前に西武OB辻発彦氏と巨人OB斎藤雅樹氏による1打席対決が実施された。 【動画】レジェンドOBの対決!結果は… 両者ともに古巣のユニホームで登場。94年の日本シリーズ第4戦では西武の1番・二塁が辻で、巨人の先発が斎藤。この時は初回、辻が左前安打を放っている。「辻さんには現役時代にやられていたので抑えたい」と宣言した斎藤氏は現役時代と同じサイドスローで投球。こん身の速球で遊ゴロに打ち取ると「やりました」と大きな声で喜んだ。 満員の観衆の前での対決に「ありがたいです。この年になってファンの前でユニホームを着て」と辻さんが話せば、斎藤氏も「こうやってマウンドに上げてもらってありがたかったです。高校(市川口)の時もここでやりましたし」と笑みを浮かべた。 現在、巨人は2位につけているが、西武は最下位に沈み松井監督が休養して渡辺GMが監督代行を兼任するなど苦しい状況。斎藤氏は「流れがよくなっている。このままいってほしい」と巨人にエールを送り、辻氏は「「気持ちが一番。前向きに必死に戦ってほしい」と古巣の奮起へ向けて言葉を強めていた。
報知新聞社