『魔女の宅急便』『ペルソナ5』に影響を受けた「魔法使いパン屋」経営RPG『The Witch’s Bakery』クラウドファンディングが開催へ
2023年に発足したフランスのゲームスタジオ「Sunny Lab」は公式Xアカウントにて5月17日(金)、現在開発中の2DアドベンチャーRPG『The Witch’s Bakery』のクラウドファンディングを開始すると発表した。クラウドファンディングはKickstarterにて、近日開始予定となっている。 『The Witch’s Bakery』画像・動画ギャラリー 『The Witch’s Bakery』は、魔法使いの少女「Lunne」が舞台となるパリでパン屋を経営し、魔法のクロワッサンで人々の心を癒していくという作品。彼女には仲間の猫「Orio」がいる。ゲーム開発中の動画では「Orio」がパンをひたすら焼いている姿が確認できた。 本作の公式Xによると、『The Witch’s Bakery』は、『魔女の宅急便』や『ペルソナ5』にインスパイアされたとも言及されている。 本作のゲームプレイは3つのフェーズに分けられている。昼間はパン屋の営業をする。夕方には店が閉まり、パリの街を散策する。夜は家でゆっくりしながら新しいレシピを学ぶ。 昼間のパン屋の営業では、仲間の猫「Orio」が魔法でパンを焼いてくれる。主人公「Lunne」は、客の中に抑圧された感情を魔法で解放することができるという。さらにゲームが進むと仲間が増え、パン屋に多くの機能が追加されるとのことだ。 夕方はパリを散策し、美しい街並みを堪能することができる。他のキャラクターに会いに行ったり、露店を訪れて新しいレシピを買いに行ったりできる。また、新しいスキルを習得するためのアクテビティもあるなど、コンテンツが盛りだくさんになっている。 街には、感情があまりにも強く閉じ込められている人がいることも。「Lunne」はそんな人の感情や思考が形づくられる「心の宮殿」に入って助けることができるという。公式Xに投稿されている動画では、大きな魚のような「苦悩」から隠れる様子なども確認できる。 夜には家でリラックスしたり、読書をしたりすることができる。また、アトリエに行って新しいレシピを学ぶことも可能だ。 そして寝ると1日が終わり、新たな1日が始まる。 なお、今回発表されたクラウドファンディングは、Kickstarterにて開始予定で、既に1000人を超えるフォロワーもいるようだ。Steamに投稿されたニュースによれば、今回のプロジェクトの主な内容は、多くの人に楽しんでもらうための言語を追加することや、文字を読むことが難しい方へのサポートとしてキャラクターボイスを追加することだという。プロジェクト参加者は、ゲーム制作内部の仕組みの公開や、開発を通していつでもスタジオに連絡できるなど、ゲーム作りに協力できるようだ。さらに、たくさんの素敵な報酬を用意していると発表されている。
電ファミニコゲーマー:アきら
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