正式名称は「イオンモール伊達」 2026年7~12月に開業 福島県伊達市
2026(令和8)年中に開業が遅れる見通しとなっていた福島県伊達市堂ノ内地区の大型商業施設は、同年7月から12月までの間にオープンする。施設の正式名称を「イオンモール伊達」とする。3日、イオンモール(本社・千葉市)が発表した。県北地方最大規模の商業施設の開業時期が示され、伊達市や周辺自治体と施設の連携策の検討が今後本格的に進むとみられる。 当初示されていた2024年12月の開業予定から1年半以上ずれ込む。同社によると、工事に関わる作業員の人手不足などが影響しているという。 敷地面積は約16万9千平方メートル。造成工事は終了し、現在、雨水をためる地下の遊水区画の整備が進められている。建物の着工時期や入居テナント数などは未定。 同社が県に提出した届け出によると店舗面積は計6万平方メートル、延べ床面積は11万平方メートルで、1日当たりの集客予定者数は約5万7千人を想定している。 名称を巡っては、「イオンモールふくしま伊達」などの案があったが、開業地の自治体名を強調した「イオンモール伊達」とした。
建設予定地は東北中央自動車道「相馬福島道路」の伊達桑折インターチェンジ(IC)やJR伊達駅の近く。