あと一歩で逃した“初勝利”。北九州・安嶋健至「同点にされることが、今の自分たちの順位と結果」【F1下位リーグ第27節|記者会見/すみだvs北九州】
リーグ前半で貯金をつくれなかったことが響いた
●ボルクバレット北九州|安嶋健至 ──試合を振り返って。 Fリーグの全日程を終えられて、関係者の皆様に感謝しています。今日は勝てば順位が一つ変わることと、田口元気選手、花嶋悠が引退という、お互いに気持ちの入ったゲームでした。ファイナルシーズンで1勝もできていなくて、最後に絶対に勝つという気持ちで臨みました。ファイナルシーズンで、なかなか得点が取れない課題があり、今日はすごく良かったです。 特に定位置攻撃では、4-0システムでボールを保持して崩す、3-1システムでは、個人で突破して崩す部分も出ました。目指したいフットサルができていたと思いました。そこはやっていて楽しかったです。 最後のすみだのパワープレーは、しながわシティ戦でも最後に追いついたり、すごくうまいですけど、悔しいの一言です。本当に難しいパスを通した星龍太選手と、中田秀人選手も簡単に決められないような2点でした。同点にされることが、今の自分たちの順位と結果だった。この結果を受け止めて全日本選手権に向けて立て直したいと思います。 ただ、本当に素晴らしいゲームになりました。 ──27節を戦ってどんなシーズンでしたか? 前半で貯金をつくれなかったことが響きました。前半戦は選手の大幅な入れ替わりがあるなかで、ボルクのスタイル、メンタル面をなかなかうまく伝えられませんでした。それはキャプテングループやベテランに責任があると、個人的には思います。 ただ、少しずつ時間を経て「ボルクってどういうチーム」というのが全体に伝わって、ボルクらしさという、一体となって戦うことは、見ているみなさんにもシーズンを通して伝わったかなと思います。 そこをもう少し早く自分たちが伝えられたら前半戦で勝ち点をこぼさないで行いたかなと。1点差の試合が多かったので、そこが最後まで響いたと感じています。シーズンを通して怪我人が多かったなかで最後までまとまって戦えました。 ただこの順位は、不甲斐なく思っています。
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