侍・牧秀悟がベース上で韓国選手と激しく交錯…倒れ込む選手に駆け寄り心配顔→立ち上がり球場大拍手
◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組 日本―韓国(2024年11月15日 台北D) 【写真】<日本・韓国>5回、逆転2点適時打を放ち、手を叩く牧 野球日本代表「侍ジャパン」は15日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の1次ラウンドB組2戦目の韓国戦に臨んだ。「6番・一塁」で先発出場した牧秀悟内野手(26)が7回の左翼フェンス直撃の二塁打を放った際に韓国ベースカバーと激しく交錯。相手選手にすぐに駆け寄り声を掛ける場面があった。 4―3で迎えた7回。4番・森下が左中間スタンドに2ランを放ちリードを3点に広げた後にアクシデントが起こった。 牧は2死無走者でこの日4打席目となる打席に立った牧は、韓国6番手チョン・ヘヨンが投じた初球スライダーを完璧に捉えると、打球はあと一歩でスタンドに届く左翼フェンス直撃の一打に。牧は一気に二塁を狙ったが、返球も早く二塁へスライディングした。 判定はセーフも、ベースカバーに入った二塁手のシン・ミンジェと激しく交錯。牧の左足が相手の右脚に当たり後方に吹き飛んだ。そのまま倒れ込んだシン・ミンジェを見るや、牧は心配そうに膝をついたまま駆け寄り声をかけた。 シン・ミンジェはしばらく倒れ込んだままだったが、心配そうに集まった選手と牧が見守る中で顔をしかめながら立ち上がり交代せずに守備に戻った。二塁ベース上で牧が安どの表情を浮かべる中、球場には大きな拍手が巻き起こった。