ネーションズリーグ福岡大会出場選手発表 石川祐希と高橋藍が合流…4日にイラン戦
日本バレーボール協会は3日、男子のネーションズリーグ1次リーグ第2週の福岡大会(4日開幕、北九州市西日本総合展示場)に出場する日本代表14選手を発表した。5月31日に合流したアウトサイドヒッター(OH)の石川祐希主将(ペルージャ)と高橋藍(らん、サントリー)らが名を連ねた。ブラジル大会からOHの高梨健太と大塚達宣が外れた。2選手はリザーブに回った。セッターの大宅真樹とオポジットの西山大翔もリザーブに登録された。 石川と藍の2人は、4月までイタリア1部セリエAでプレーオフを戦っていたため、第1週のブラジル大会には同行せず、味の素ナショナルトレセン(東京都北区)などで別調整。5月31日にブラジル大会を終えて帰国したチームに合流し、1日に北九州市入り。2日の会場練習後に取材に応じた藍は「コンディションは非常にいい形で、練習もできたと思います」と語っていた。 ブラジル大会はオポジットの西田有志、ミドルブロッカーの山内晶大(ともにパナソニック)らを中心とした石川と藍以外のメンバーで臨み、3勝1敗と奮闘した。石川主将も「非常に頼もしい。まだ五輪切符を持っていない国が対戦相手だったけど、改めて日本バレーの強さを証明できたラウンドになったのではないかと思います」と胸を張った。 昨秋のパリ五輪予選で出場権をつかんだ日本は、今夏の五輪で52年ぶりのメダル獲得を目標に掲げている。今大会の1次リーグ終了時点の世界ランクによって五輪のシードが決まるため、五輪本番に向けても重要な戦いとなる。昨年大会は主要国際大会で46年ぶりの表彰台にあがり、銅メダル。「昨年以上の成績」を求め、満員のホームで勢いをつける。 福岡大会のメンバーは以下の通り。 ▽セッター(2人) 深津旭弘、関田誠大 ▽オポジット(2人) 西田有志、宮浦健人 ▽アウトサイドヒッター(4人) 富田将馬、高橋藍、石川祐希、甲斐優斗 ▽ミドルブロッカー(4人) 小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎、エバデダン・ラリー ▽リベロ(2人) 小川智大、山本智大 ◇福岡大会の日本の日程※開始時間はいずれも午後7時20分 ▽4日 イラン ▽5日 ドイツ ▽7日 ポーランド ▽8日 スロベニア
報知新聞社