公道で白昼堂々ドーナツターンでタイヤ痕つけてもお咎めなし!「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in FUKUOKA」が許される理由とは
一般来場者も楽しめるタイヤメーカー主導のイベント
タイヤメーカーとして、世界的なトップブランドのひとつであるTOYO TIRESによる、ファンとの直接交流を目的としたイベント、「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in FUKUOKA」が、2023年12月9日(日)、福岡県北九州市にあるひびき海の公園で開催された。ちょうど1年前の2022年12月、大阪を皮切りに、埼玉、愛知で実施され、今回はいよいよ九州地方初上陸。来場者を1日中楽しませてくれた当日の模様を紹介しよう。 【画像】懐かしの旧車から最新スポーツカーまで! 「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in FUKUOKA」を見る(全45枚)
一般見学はライバルメーカーのユーザーでもウェルカム
「TOYO TIRES FAN MEETING」は、TOYO TIRESとNITTOファンと直接交流を図るためのイベントとして、2022年12月の大阪より開始された。2023年は、4月に埼玉、8月に愛知で開催。第4回目となる今回は、初の九州地方開催が実現した。TOYO TIRESとNITTOユーザーの自慢の愛車コンテストや、同社契約ドライバーのトークショーやデモランが行われた。さらには多数の関係企業のブース出展やデモ車の展示と、大盤振る舞いのジャンケン大会と、1日中来場者を楽しませる内容が企画されていたのだ。 このイベントの大きな特徴は、一般来場者に対してタイヤメーカーの制限が無い、ということ。コンテスト対象となる車両展示イベントの参加資格は、TOYO TIRES、またはNITTOユーザーに限定されていたが、「TOYO TIRESのファンであれば、一般見学者大歓迎!!」というのがテーマで、ここでTOYO TIRESの懐の広さを実感した。 内容は、同社契約のプロドライバーのトークショーやデモラン。たくさんの関係企業のブースやデモ車展示、じゃんけん大会、そしてコンテスト表彰式とスケジュールは満載だ。朝10時の開場と共に、多くのファンがひびき海の公園へと集まってきた。
封鎖した一般公道や砂浜を使ったレースマシンのデモランに、来場者は大興奮
多くの来場者が楽しみにしていたのは、TOYO TIRESアンバサダーによるトークショー&デモランだったのは間違いない。11時スタートのスペシャルトークショーで、ブランドアンバサダーがステージに登場した。ドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する木下隆之選手と、ドリフト競技D1GPのベテラントップドライバー川畑真人選手。同じくドリフト競技のフォーミュラドリフトジャパンで2022年にチャンピオンを獲得した松山北斗選手、ダカールラリーの市販車部門でドライバーとして3度の優勝経験がある三浦昂選手。そして、TEAM JAOSドライバーとしてアメリカのオフロードレースBAJA1000などに挑戦する能戸知徳選手の5人が、競技参戦や来年の抱負など、会場にいるからこそ聞ける裏話なども含めて、場内を盛り上げてくれた。 そして、待望のデモランは12時30分にスタート。トップバッターは、三浦選手とダカール参戦車となるトヨタ・ランドクルーザー300で、この車両で本場のような砂上での走行シーンお披露目は、日本国内では初開催とのこと。砂煙を上げながらの迫力ある走りに、来場者は大興奮! その15分後には、ドリフトドライバーである川畑選手と松山選手が登場。川畑選手のGR86と松山選手のGRスープラの2台が走るのは、なんとひびき海の公園前の一般道! 道幅が狭いため本格的なドリフト走行はできないが、正式に公道を封鎖しての2台による華麗なドーナツターンで見学者もヒートアップ。プロドライバーの運転技術、排気音とタイヤスモークにまみれる迫力に、見学者の拍手喝采が鳴りやまなかった。 まるでアメリカで開催されるイベントのようなファンを楽しませる試みが実施できたのは、北九州市という自治体の強力なサポートのおかげ。こうした関係を構築できたのも、世界的企業であるTOYO TIRESの社会貢献度が認められているからに他ならない。
【関連記事】
- 【画像】懐かしの旧車から最新スポーツカーまで! 「TOYO TIRES FAN MEETING 2023 in FUKUOKA」を見る(全45枚)
- ■ 19歳女子の初愛車はトヨタ「86」! 高校の卒業式から制服で引き取ったクルマは小学生の頃に憧れていた車両でした
- ■彼女がどうしてスバル「BRZ」を選んだか? ゴスロリファッションからは想像できないサーキット練習用として日々進化中です
- ■彼女が国産軽カーからフィアット「500X」に乗り換えた理由とは?「ブラウンのシートに一目惚れしたんです」
- ■ 彼女が11年乗った「500」を手放し、アバルト「595コンペティツィオーネ」に乗り替えた理由とは?「またOZのホイールに履き替えたいんです」