『鬼滅の刃』いま最も人気を集める鬼とは 決め手は「内面重視」多数か
ビジュアルよりも「内面の魅力」が人気の傾向に?
現在「柱稽古編」が放送中の『鬼滅の刃』には、さまざまな鬼が登場し、鬼殺隊を苦しめてきました。しかし、ただ悪役として描写されるのではなく、鬼になった経緯も描かれるため、許されざる鬼でも感情移入する視聴者も多いのではないでしょうか。 【画像】えっ、美人… これは無惨が芸妓に擬態した姿です(3枚)
すでに登場した鬼や、今後に活躍が期待される鬼のなかで、どのキャラが人気を集めているのでしょうか。
●鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』の鬼を語るうえで、鬼の始祖である「鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん/CV:関俊彦)」の存在は外せないでしょう。アニメシリーズでもたびたび登場している「ラスボス」の無惨は、妻子を持つ夫などに擬態し、人間社会に溶け込んでいました。 やはり鬼を取りまとめる長であることから、話し方や佇まいにカリスマ性を感じる部分があるものの、無惨に特選された「十二鬼月」の「下弦の鬼」を招集した際、期待に応えない鬼たちを次々と粛清し、その様子からネット上で「パワハラ会議」と呼ばれたことでも話題になりました。 ●下弦の壱「魘夢」 前述した下弦の鬼の粛清で唯一生き残った「魘夢(えんむ/CV:平川大輔)」は、「無限列車編」に登場して「竈門炭治郎」や「炎柱」の「煉獄杏寿郎」たちと戦った鬼です。 下弦の鬼の粛清で死なずに済んだのは彼の異常な性格でした。作中で無惨に対し、「貴方様直々に手を下していただけること 他の鬼の断末魔を聞けて楽しかった 幸せでした」「人の不幸や苦しみを見るのが大好き」と発言し、その狂気的な嗜好を無惨に気に入られ、鬼の力が増す「無惨の血」が与えられます。 魘夢といえば、「相手を眠らせて幸せな夢を見させる」という血鬼術を使えるのが特徴で、炭治郎たちも、この術にかかってしまいます。のちに「幸せな夢を見せた後で悪夢を見せてやるのが好き」とも発言しており、魘夢の異常な性格が随所に垣間見えました。 ●上弦の参「猗窩座」 人を苦しめることに快感を覚える異常な鬼が多いなか、そことは一線を画しているのが上弦の鬼の「猗窩座(あかざ/CV:石田彰)」ではないでしょうか。 「無限列車編」では魘夢討伐に成功した直後に炭治郎一行の前に現れ、煉獄さんに致命傷を与えたことで、「煉獄さんを殺した鬼」として認知している人も多いことでしょう。 上弦の参ということもあって煉獄さんに勝利するほどの実力者です。戦い方は武術中心で趣味趣向のためだけに人を殺めるのではなく、単に「強くなる」ことを考えており、その精神は武闘家に近いものを感じます。 また、上弦の鬼が招集された際に、自分よりも後から鬼になったのにもかかわらず、追い抜かれてしまった上弦の弐「童磨」に敵意を向けていたり、上弦の壱「黒死牟」に「俺は必ずお前を殺す」と発言したりと、自身よりも強いものを乗り越えたいという姿勢がうかがえます。 ●鬼となった悲しい経緯に注目するファンも
今回は、特に認知度の高い鬼をあげましたが、ほかにも下弦の伍である「累」や、上弦の陸である「堕姫」「妓夫太郎」などの鬼になった過去を知り、心揺さぶられた人もいるのではないでしょうか。あなたにとって最も好きな鬼は、どのキャラですか? ※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記
LUIS FIELD