人間関係"リセット"したい症候群? 年代関係なく増加傾向 30代男性は親との関係!
最近、「人間関係をリセットしたい」と思う人が、年代に関係なく多いようで、「人間関係リセット症候群」と呼ばれます。 どんな人がどういう時にリセットしたくなるのでしょうか。
美容師の20代の女性は、前の職場を辞めるときに電話番号を変え、人間関係をリセットしたそうです。 「余計な心配はなくなりました。電話がかかってきて終わった仕事の話をされる心配もないし、戻ってきてくれとかもないので」
男女1000人を対象としたある調査では、回答者の約4割が人間関係のリセットに肯定的な回答をしました。 中には、SNSのアカウントを削除するという人も。 (フリーター 20代女性)「春の進学とかに合わせて昔のアカウントを消して、新しいアカウントにしていろんな友達をフォローするようにしてる」 (19歳看護学生)「新しく大学行って関わるようになったら、高校の友達とか関わらなくなってきたらいらんかなって。リセットできた感じですっきりする」
一方、リセットされる側はどのように感じているのでしょうか? (27歳 美容師女性)「遊びたいのに連絡がとれなくなる。また、変なことに巻き込まれていないかなと心配になる」 (26歳 会社員男性)「気持ち的に人と関わりたくないなら仕方ないかなと」 (26歳 会社員女性)「そのあとの人間関係の築き方が難しくなるので、(リセットする人は)突発的にするより連絡とれなくてもいいと覚悟もいるのかな」
世代によって異なる「リセットしたい対象」 30代男性は驚きの・・・
「人間関係リセット症候群」は俗語で、病気ではありません。 明確な定義はありませんが、SNSのアカウントを突然削除する、突然恋人に別れ話を切り出す、音信不通になる、転職を繰り返すなどという行動がこれに当たります。
マーケティング・リサーチ会社「クロス・マーケティング」の調査によると、「人間関係をリセットした/したい人がいる」との回答は全体で37%(男性32% 女性42%)ありました。 年代別では、30代と50代で40%を超えました。 リセットしたい対象として多かった回答は 30代女性が「友人・知人」 60代女性は「兄弟・姉妹」 30代男性はなんと「親」でした。