梅田修一朗&阿座上洋平&杉田智和、新選組のアツい生き様を描いたアニメ「青のミブロ」の見どころを語る
アニメ「青のミブロ」(毎週土曜夜5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系)の第1話が10月19日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信に加え、コンセプトムービーや予告が配信されている。 【写真】左から、阿座上洋平(土方歳三役)、梅田修一朗(ちりぬにお役)、杉田智和(近藤勇役) 10月26日(土)の第2話放送に先がけ、ちりぬにお役の梅田修一朗、土方歳三役の阿座上洋平、近藤勇役の杉田智和にインタビューを実施。演じるキャラクターの推しポイントなどを語ってもらった。 ■命懸けの“ド青春”新選組「青のミブロ」 物語の舞台は、黒船の来航により、動乱が巻き起こる幕末の京都。心優しい少年・にお(CV.梅田)が出会ったのは、“ミブロ”の土方歳三(CV.阿座上)と沖田総司(CV.小野賢章)、のちに「新選組」となる壬生浪士組の隊士たち。 金も土地も命すら理不尽に奪われる時代に自らの正義を胸に、京の街を守る“ミブロ”の面々。 「僕だって強くなりたい。こんな世界変えたい」“ミブロ”との出会いをきっかけに、ふつうの13歳の運命が、大きく動き出す。 ■梅田「すごく笑えるけど、心を熱くさせられる」 ――自身のキャラクターの「推しポイント」を教えてください。 梅田:におは、普通の子に見えて、普通じゃない行動ができる子だと思います。「ここぞ」というときに動けるし、分からないなりに分かろうとするし、その時の「自分」と「状況」に真っ向から戦えるところが推しポイントですね。 阿座上:“ミブロ”ににおを引き入れたように、土方は堅物そうに見えて意外と考え方が柔らかいんです。かたちに捉われず、こだわりすぎないところに「人間味」を感じるので、そこが推しポイントですね。 杉田:近藤勇には、「口に拳が入った」といった逸話などいろんな文献が残っていると思うんですけど、『青のミブロ』の近藤は、なぜ人に慕われているのか、なぜ人の上に立つ存在なのか、沖田総司や土方がなぜ近藤を慕うのかといった説明がちゃんとついている作品だと思います。簡単に言うと、「偏見を持たず、差別をしないこと」。そこが推しポイントだと思います。 ――アニメの見どころを熱くアピールしてください。 梅田:唐突にギャグシーンも挟まれていてすごく笑えるけど、心を熱くさせられるシーンがたくさんあります。におの目線で言わせていただくと、考え方が変わったり、正義を見つけていく過程だったり、におにとってすべてに影響を受ける「人との出会い」は、心を震わせる熱いポイントです。 阿座上:声を張った剣戟も見どころではあるんですけど、僕自身、腹の底から武士道を漂わせるシーンは力を入れて演じました。分かりやすい熱さだけではなく、胸にくる熱さ、静かな炎を感じるシーンも熱いポイントだと思います。 杉田:歴史という原作がある以上、新選組って展開も結末もある程度は決まっていますが、例えば『青のミブロ』に出てくる芹沢鴨(CV.竹内良太)の描写ってものすごく優れていると思うんですよね。じつは、行き場のない愚連隊のようなヤツらをまとめ上げているのは芹沢なんです。彼もまた、近藤とは考え方や捉え方の違う「差別や偏見を持たない人物」なの“かも”しれない……鴨だけに。 ――(笑)。 杉田:そういったところに作品の熱さが込められていると思います。よろしくお願いします。