最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン【MF】一体どうした!? 嘘のように落ちたバロンドーラー
レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
MF:カカ(元ブラジル代表) 生年月日:1982年4月22日 在籍期間:2009年夏~13年夏 移籍金:6700万ユーロ(約93.8億円) クラブ通算成績:120試合29得点39アシスト カカは4シーズンにわたってレアル・マドリードでプレーしたが、期待値には遠く及ばなかった。 ミランで活躍して2007年にバロンドールを受賞したカカは、長い間レアル・マドリードへの移籍が噂されていた。それでもミラン愛を貫いてきたが、2019年夏に6700万ユーロ(約93.8億円)で取引が実現。財政難のミランを助ける意味でも受け入れた話だったとされている。 バロンドール受賞者の加入にレアル・マドリードは盛り上がり、サンティアゴ・ベルナベウでのお披露目には5万人のファンが集まった。だが、ミラン時代の輝きはなく、2010年には半月板の手術で長期離脱。選手としての姿勢は模範的だったとしても、ピッチ上で与えたインパクトはほとんどなかった。 結局、移籍後に価値を落とし続けたカカは、2013年に移籍金ゼロでミランに復帰。6700万ユーロの価値を示すことはないまま、スペインから去った。
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