兵庫県警西宮署＝西宮市津田町

　１５日午後、兵庫県西宮市の男性会社員（５１）が「交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った相手から約１１５７万円をだまし取られた」と県警西宮署に届け出た。 【写真】詐欺グループの“使い捨て”だった２０代女「失敗しないかと願っていた」 　同署によると、男性は７月中旬、「グラビティ」というＳＮＳで女性を自称する人物と知り合い、ＬＩＮＥ（ライン）でやりとりするようになった。その後、外国為替証拠金取引（ＦＸ）を持ちかけられ、９月下旬まで９回にわたり、計約１１５７万円を指定された口座に振り込んだ。 　指示に従ってダウンロードした投資アプリ上では利益が出ているように表示されていたが、その人物から「出金するには保証金や税金がかかる」などと言われ、不審に感じて同署に相談した。