山形が横浜FMのMF吉尾海夏を完全移籍で獲得、今季途中からは韓国1部の済州ユナイテッドへ期限付き移籍「J1昇格して最高の一年にしましょう!」
モンテディオ山形は23日、横浜F・マリノスのMF吉尾海夏(26)を完全移籍で獲得することを発表した。 吉尾は横浜FMの下部組織出身。ユースからトップチームへ昇格すると、これまでベガルタ仙台、FC町田ゼルビアに期限付き移籍を経験。2024年夏には済州ユナイテッドFC(韓国)へ期限付き移籍していた。 横浜FMではJ1で30試合2得点、リーグカップで19試合2得点、天皇杯で6試合出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で9試合に出場。今季は天皇杯の1試合の出場に終わっていた。 なお、済州ユナイテッドではKリーグ1(韓国1部)で18試合に出場し1得点を記録していた。 横浜FMを完全移籍で離れる吉尾は両クラブを通じてコメントしている。 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形の皆さん、こんにちは!吉尾海夏です!1日でも早く皆さんに認めてもらえるように頑張ります。J1昇格して最高の一年にしましょう!」 ◆横浜F・マリノス 「このたび、モンテディオ山形に完全移籍することになりました。マリノスファミリーの皆さん、長い間本当にありがとうございました。アカデミーの時から数えると人生の半分以上を横浜F・マリノスで過ごし、一人の人間として、一人のサッカー選手としてたくさんのことをF・マリノスで教えていただきました」 「小さい頃からF・マリノスのユニフォームを着て『F・マリノスのために闘いたい、F・マリノスでたくさんのことを成し遂げたい』と思い続け、ここまでやってきましたが、なかなか自分が思い描いていたサッカー人生を送ることはできませんでしたし、応援してくれている皆さんの期待に応えられず、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちを感じている時間の方が長かったかもしれません」 「でも、どんなに苦しい時もすぐ側に最高の仲間と最高のファン・サポーターの皆さんがいてくれたから、自分はここまでやってこれました。 引退する時に、『あの時のF・マリノスでの時間があってよかった』と言えるように、ピッチの上でもっと自分の価値を高めて皆さんの目に留まる活躍ができるように頑張ります。本当にありがとうございました」
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