【天皇賞春・追い切り】ドゥレッツァはラスト1ハロン11・7秒のソフト仕上げ 尾関調教師「道中の力みが取れて馬は良くなっています」
[GⅠ天皇賞・春=2024年4月28日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル] <栗東>昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは始動戦の金鯱賞で2着。前半にかかる面があった上に道中も包まれる形になって最後は脚を余す格好になってしまった。59キロと他馬より斤量を背負っていたこともあっただけに、むしろ力示した一戦だった。 最終追いはウッドでの単走。先週よりも道中はスムーズに折り合いがついていて、最後は軽く気合をつけられる程度だったがラスト11・7秒(6ハロン81・9秒)と上々の反応でフィニッシュ。ひと叩きしたことで、ガス抜きができて長距離戦をこなす上で不安材料はなくなった。 「栗東の環境にも慣れて今朝の時計も予定通り。道中の力みが取れて馬は良くなっていますね。距離が延びるのはプラスとは思っていないけど、良馬場で競馬ができそうですし、いい状態で出走できますから」と尾関調教師はGⅠ2勝目に気合十分だった。
東スポ競馬編集部
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