【RIZIN】KO負けの西谷大成「またやってしまったな」、挑発に乗り倒された場面を反省
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催された格闘技イベント『RIZIN.46』の[フェザー級(3分5R)]で、パンクラス同級1位のハードパンチャー・高木凌(パラエストラ八王子)の右をもらいKO負けを喫した西谷大成(JAPAN TOP TEAM)が、試合後インタビューに応じ、悔しさをあらわにした。 【フォト】西谷、高木の右をもらいKO負けの瞬間 西谷は朝倉未来の弟子で昨年6月のRIZINデビュー戦では、渾身の飛びヒザ蹴りを放つも鈴木博昭にカウンターをもらいKO負けし、今回が再起戦。対する高木はパンクラスフェザー級1位で、6勝2敗のうち5つのKO勝ち、うち4つは1R KO勝利の“超強豪ストライカー”だ。 試合は、高木が打撃勝負を挑み、西谷は再三に渡るダブルレッグを仕掛けての攻防となった。高木の打撃が入ると、西谷は棒立ちに。最後は右のパンチがアゴに入り西谷がダウン。そのままパウンドの追撃をした高木が、KO勝ちを収めた。 会見場へ現れた西谷は、「悔しいですね」と一言。さすがにRIZIN2連敗のショックは大きいことを感じさせた。 勝利インタビューで高木が、フィニッシュにつながった場面について、「勝ちは確信していなかったんですが、吠えたくなって“来いよー”と吠えました」と振り返り、事前の作戦ではなくその場の思いつきで挑発し、右を当てたと説明。 このダウンシーンを振り返って西谷は、「打撃は警戒していたんですけど、“来いよ”と言われたらいっちゃいますよね。男の子ですから」と挑発に乗ってしまったことを反省した。 また西谷は、セコンドについた朝倉未来から「自分の距離ではなかったね」と指摘されたと明かし、打ち合いに乗せられたことを反省するばかりだった。 またしてもRIZINで勝利を飾ることができなかった西谷は、「本当は僕、強いんですけどね。なかなか結果が出せないんですよね。練習では強いんですけど、それじゃね」とポツリ。先の展望を聞かれても「先は消えてしまったんで。またやってしまったな」と西谷は、気持ちの整理がついていないようだった。 高木は「今回負けたら、もうRIZINに呼ばれることはないと思っていました」と語っていたが、西谷の今後はどうなるのか。再起への道があるのか気になるところだ。