尾道造船で進水式、全長181メートルの貨物船「かりゆしII」 大きな音を立てて海へ
尾道造船(神戸市)は13日、尾道造船所(広島県尾道市山波町)で貨物船「かりゆしII」の進水式を開いた。那覇市の海運会社が発注、7月から主に博多―那覇間を運航する予定。 【写真】尾道造船で進水式 かりゆしIIは全長181メートル、総トン数1万1900トン。乗用車281台、冷凍コンテナ164台など計約7240トンを輸送できる。 進水式は、地元の小学生や家族連れ約860人が見学。船をつなぎ留めるロープが切断され、大きな音を立てながら海へ入ると、歓声を上げ、拍手で見送った。紅白餅とサーターアンダギーも振る舞われた。 家族3人で訪れた尾道市尾崎本町の青山万里子さん(35)は「4歳の子が興味を持つ頃と思い、初めて来た。楽しんでいたのでまた来たい」と喜んでいた。
中国新聞社