二階俊博・元自民幹事長の三男・伸康氏を次期衆院選2区支部長として報告へ、来夏参院選候補予定者は原則公募方針…党和歌山県連
自民党和歌山県連は代表役員会で、11月に地方公務員法違反で逮捕され、罰金40万円の略式命令を受けた冨安民浩(本名・民夫)県議(76)からの県連副会長辞任の申し出を、了承した。
代表役員会は21日に東京都内で開催。冨安県議は県日高振興局発注の県道工事の入札情報を教えるよう、当時の同振興局建設部長に依頼するなどしたとして、県警が11月26日に地方公務員法違反(唆し)容疑で逮捕。和歌山簡裁は今月17日に罰金40万円の略式命令を出し、冨安県議は即日納付した。
また、代表役員会では、来夏の参院選の候補予定者について、原則公募で決める方針も決定。改選予定だった世耕弘成・元経済産業相(62)が10月の衆院選にくら替え立候補し、当選して以降、候補者不在の状態が続いている。公募は来年1月中にも始める予定で、県連所属の国会議員らから推薦があった場合は別途、協議する。
衆院選で和歌山2区から党公認候補として立候補、落選した二階伸康氏(46)については、次期衆院選の同区支部長として党本部に報告することも決めた。