「シャネル」米国初のウオッチ&ジュエリー店がNY5番街にオープン 限定品や店内を一挙公開
ラッキーナンバー“5”をデザインした限定ハイジュリー
オープン記念の限定デザインとして、パトリス・ルゲロー(Patrice Leguereau)=ファインジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターが手掛けた“エターナル シャネル No5”を販売する。変形可能なネックレスとイヤリングで、いずれもホワイトゴールドとダイヤモンドで象った「5」と、パリのヴァンドーム広場や「No5」のボトルストッパーのシルエットを想起させるエメラルドカットのダイヤモンドをあしらった。ネックレスとイヤリングのエメラルドカットのダイヤモンドは、取り外してリングとして身に着けることもできる。さらに同店限定のサービスとして、メゾンを象徴するキルティングをモチーフにしたジュエリー“ココ クラッシュ(COCO CRUSH)”のリングに職人が手彫りするエングレービングを提供する。
メゾンの歴史とサヴォアフェールを象徴する名品を展示
メゾンのウオッチ&ファインジュエリーの新たなステージの拠点として、同店では数々のラグジュアリーなアーカイブを展示する。オープニングを飾るのは、2021年の名香「シャネル No5」の誕生100周年を記念し制作された、ハイジュエリー“コレクション No5”のネックレス“55.55”。パリから特別に運んだという。今後、メゾンの歴史とサヴォアフェールを象徴するアイコンとして、さまざまなアーカイブアイテムを展示する予定だ。
フレデリック・グランジェ(Frederic Grangie)=シャネル パリ 時計・宝飾部門社長によると、米国にウオッチ&ファインジュエリー専門店をオープンすることについては長期にわたり計画していたが、今回ボザール様式の華やかな装飾が施された歴史あるクラウンビルの一等地に空きが出たことを知り、「ここでなければ」と出店を決意した。さらに、メゾンのアイコンナンバーであり、マドモワゼルのラッキーナンバーとしても知られる“5”の番地にも運命を感じたという。「シャネル」のウオッチとファインジュエリーは業績も良く、今後アメリカでのビジネスを倍増させる狙いだ。