今年市制施行７０周年を迎えた小山市の豊かな田園環境を未来に受け継いでいこうと２０日、自然との共生について考えるイベントが市内で開かれました。 小山市は去年１０月に、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」と、２０５０年までに自然と共生する社会を目指す「ネイチャーポジティブ」の同時宣言を行っています。 （小山市・浅野正富市長）「２０５４年の市政１００周年と、２０５０年の宣言達成の目標時期がちょうど重なるわけです」 小山市の豊かな田園環境と都市環境が調和した社会を次の世代に引き継ごうと開かれたイベントでは、この趣旨に賛同した市内の企業による様々なブースが出展されました。 間伐材のヒノキを活用した箸づくりや、飲料びんなどの色付きガラスを使ってクリスマスオーナメントを作る体験などが行われ、来場者は身近な問題に対して理解を深めていました。 小山市では企業や団体との定期的な会議を重ね、今後は企業同士のマッチングなども行っていきたいとしています。