マダニにかまれた70代男性がSFTSウイルス感染 発熱などの症状で入院 大分で今年初確認
マダニを媒介して感染する、SFTSに今年初めて大分市の70代の男性がかかったことがわかりました。男性は現在も病院で治療を受けています。 【写真を見る】マダニにかまれた70代男性がSFTSウイルス感染 発熱などの症状で入院 大分で今年初確認 県によりますと、大分市内の70代の男性は、発熱や下痢、けんたい感などの症状があり、3月21日に医療機関を受診、25日に、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」ウイルスが検出され、現在も入院中です。今年に入って、県内でSFTSの感染が報告されたのは初めてです。 マダニを介して感染し、6日から2週間の潜伏期間の後、症状が現れます。重症化することもあり、死亡例も報告されています。3月17日時点で、全国では熊本や高知、長崎など、西日本であわせて7人が感染しています。 マダニは、藪や草むらに生息していて、春から秋にかけて活動が盛んになることから、野外で活動する場合は、長そで長ズボンを着用するなど注意が必要です。
大分放送