2024年2月の最新世論調査!立憲と自民が横並び!?維新と差をつけた理由とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年2月20日に公開された動画のテーマは……2024年2月ハイブリッド意識調査! 毎月恒例の電話とネットのハイブリッドで行う最新調査結果をご紹介します。 ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、最新の政党・内閣支持率などの意識調査の結果について語っていただきました。 【このトピックのポイント】 ・自民党支持率は減少するも野党支持率はいずれも伸び悩む ・内閣支持率も減少傾向に。電話調査では20%を切る ・次期衆院選比例投票先では自民と立憲が同水準に
2024年1月(前回)の政党支持率
1月は能登半島地震の発生により、自民党の政治資金問題の存在感が薄まったこと、政府の震災対応が肯定的に評価されたこともあり、自民党と内閣支持率は横ばい、または反転する動きがみられました。 それから、今回の調査までの期間にあった主なトピックはこちら。 ・通常国会が開会 ・自民党安倍派「5人衆」が不起訴に ・日本維新の会と教育無償化を実現する会が共同会派結成 ・国民民主党が与党とのトリガー協議離脱 など 政治とカネの問題に与党がどう対応するか、そして野党がどう追及するのかは支持率に影響する重要なポイントとなりました。
2024年2月(今回)の政党支持率
前回調査で上昇傾向を見せた自民党支持率ですが、今回の調査ではそこから電話調査で2.2ポイント、ネット調査で4.2ポイント下落しました。 自民党支持率が20%台前半は非常に低い水準だと米重氏。報道各社の調査についても「自民党の支持率が民主党からの交代以降、最も低い水準になっているという調査がちらほらある」と同様の傾向がみられる点に言及しました。 さらに、野党支持率が軒並み横ばいで無党派層が増加している点にも触れ「自民党の支持率が下がったが、その分の行き場がなく無党派層がちょっと増えた」とまとめました。 野党が裏金問題を追及することで露出も増え、野党の支持率が上がるといった傾向は比例投票先の数字に表れているものの、ベースとなる政党支持率においては自民党との差がまだまだ大きいのが実態のようです。