トラヴィス・スコット、Spotifyと連携し『デイズ・ビフォア・ロデオ』の10周年記念コンサートの映像を公開
トラヴィス・スコットが、2014年にリリースしたミックステープ『デイズ・ビフォア・ロデオ』の10周年を祝うため、米アトランタでコンサートを開催した。この記念すべきイベントがSpotifyとのパートナーシップにより、23分間のフィルムとして記録された。 このコンサート・フィルムは現地時間9月18日に公開され、公演の様子に加え、ラ・フレイムことスコットが2010年代半ば頃に2ndミックステープを制作している貴重な映像も含まれている。 スコットは、「Mamacita」「Don’t Play」「Drugs You Should Try It」など、アルバムからファンに人気の楽曲を次々と披露した。また、ミックステープの制作に至るまでの、ラッパーとして夢を追いかける旅路での自身の生活についても振り返った。 「このアルバムをここで制作したのを覚えているよ。スプリンターバンを運転して、ビジーと一緒にアトランタに来たんだ。早くこのアルバムを完成させて、すぐにリリースしたいと思ってたんだけど、正式には出せなかった。でも、どうしても世界に届けなきゃって思ったんだ。だから、今この場にいる最初から応援してくれているみんなに感謝するよ。ありがとう!」とスコットは語った。 ヤング・サグがYSLのギャング・リーダーとして逮捕されため、スコットとのコラボ曲「Skyfall」は、2014年に同じ米アトランタのザ・マスカレードで開催された公演での2人のパフォーマンス映像が今回のコンサート・フィルムに含まれている。 もう一つの印象的なシーンで、スコットはスタジオで「Drugs You Should Try It」を盛り上げ、そのリリース前にこの魅惑的なトラックが“自分の最大のソロ曲になる”と予測している。 「これが俺の最大の曲だよ。俺の最大のソロ曲だ。フィーチャーなしだ」と、スコットは2014年当時にスタジオで誰かに強く訴えていた。 スコットは8月にストリーミング・サービスで『デイズ・ビフォア・ロデオ』再リリースした。デラックス版には、オリジナル・リリースの際に制作された未発表曲も収録されている。 『デイズ・ビフォア・ロデオ』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2位にデビューした。アナログ盤が発送されたことにより、来週の同チャートでサブリナ・カーペンターの『ショート・アンド・スウィート』とトップの座を争う。