年末年始は毎年、支出激増です。今からできる準備や対策法はありますか?
年末年始は、何かと出費が増える時期です。クリスマスケーキの購入やお歳暮の発送、帰省や旅行などにかかる交通費、おせち料理の購入など、相当なお金を支出しなければならない機会が多くあります。 そこで、早めに節約を意識したうえで、計画的に対策を打って、少しでも家計への負担を抑える工夫をしたいところです。本記事では、すぐにできる節約方法などについて説明してきます。
早めの購入が節約になるものは多い
年末年始に必要になることが分かっているものについては、早期に購入することで割引になるものがあります。いわゆる「早割」です。 例えば、年賀状の印刷については、さまざまな印刷業者が早期割引を実施しています。一例を挙げると、郵便局の年賀状印刷では、令和5年は12月7日までに注文すると10%の早期割引が実施されており、ほかにも会員割引キャンペーンや複数割引などさまざまな割引があります。 また、クリスマスケーキやオードブル、お歳暮やおせち料理なども早期の購入で割引になる場合が多いため、早めに調べて割引率の高いお店などで購入するとよいでしょう。 さらに、年末年始の大きな出費である交通費も、早めにスケジュールを確認してチケットを確保すれば節約になります。例えば、各航空会社では、年末年始のチケットも早期予約で安く買うことが可能です。JRの新幹線では年末年始が早割対象外となりますので、EX PRESS予約などで割引を受けるとよいでしょう。
ふるさと納税をうまく使えば年末年始を豊かに過ごせる
ふるさと納税の返礼品には、年越しそばやおせち料理などもあります。また、カニやブランド牛など、年末年始のごちそうになる商品もめじろ押しです。したがって、年末年始に備えてふるさと納税をすることで税金の控除を受けつつ、おいしい料理を堪能することができます。 計画的にふるさと納税をしておけば、節約しながらぜいたくができ、豊かな年末年始を迎えることも可能なのです。
お得な買い物をするのも臨時収入を得るのもよい
年末年始には、買い物や飲食など出費の機会が増えるため、油断するとお金はどんどん減ってしまいます。冬のボーナスなどは、その使い方を事前に計画しておき、計画の枠のなかで使っていくことが肝心です。 また、年始に売り出される福袋の購入は、欲しいものが入っていることが分かっているのであれば、確実なお金の節約になります。年に一度の集客イベントとして、百貨店をはじめとするさまざまなお店が、お得な福袋を毎年企画していますので、事前によくチェックして購入するとよいでしょう。 さらに、年末年始のイベントに合わせて、臨時収入を得る方法もあります。例えば、大掃除のなかで出てくる不用品を買い取り業者に出したり、フリマアプリで売却したりすれば、貴重な臨時収入になります。年末に入る前の早い段階で大掃除を行えば、不用品を年末年始に使う資金にすることも可能です。