水上恒司、西島秀俊演じる東洋の時計王・服部金太郎の青年期を演じる「西島さんから温かい言葉をいただきました」<黄金の刻>
水上恒司が、3月に放送される西島秀俊主演のテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻(とき)」に出演することが解禁となった。 【写真】ヒゲを生やしワイルドな風貌に…服部金太郎を演じる西島秀俊 ■“東洋の時計王”服部金太郎の波乱の人生を描く 今作は、「東洋の時計王」と呼ばれた服部金太郎の人生を追う一代記で、楡周平の小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」が原作。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者・服部金太郎の波乱の人生を描く。 ■西島演じる金太郎の青年期を水上が演じる 西島が主人公の服部金太郎を、水上は金太郎の青年期を演じ、脚本は映画「凶悪」(2013年)で日本アカデミー賞・優秀脚本賞受賞の後、映画「東京リベンジャーズ」シリーズやドラマ「警視庁アウトサイダー」などを手掛けてきた高橋泉。監督は、オシドラサタデー「書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(2021年、テレビ朝日系)やテレビ朝日2夜連続SPドラマ「キッチン革命」(2023年)などで知られる豊島圭介が手掛ける。 ■水上恒司コメント「『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました」 今回、服部金太郎の青年期という役柄のオファーをいただけたこと、本当に身に余る思いです。《時間》というものに魅了されていった金太郎のスケールの大きさに圧倒され、「ぜひ演じさせてください」とすぐにお答えしました。 現代を生きる我々からすると《時間》というのはすごく当り前のことだと思うんです。いま何時なのかということは、どこにいても、何をしていても、すぐにわかる時代ですから。ましてや、その時間が正確なものなのかどうかは疑う余地もないくらい、テクノロジーも発展しています。脚本には、それがない時に、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、さまざまな仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています。 青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです。 こういった経験は僕も初めてなのですが、撮影現場は、手持ちのカメラでずっと追ってくださっていて、だからこそ機動力があり、スピーディで時間軽減にもつながるので、限られた時間の中で「撮りたいカットをとことんこだわって撮るぞ!」という充実した空気感が充満しています。 そんな恵まれた環境の中で、今回、西島さんとも久しぶりに共演させていただき、「がんばろうな!」と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごくうれしかったです。本当に人柄のすてきな方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました。 現代は簡単に時間が知れる時代。そのことに疑問さえ持たない時代だと思います。だからこそ、「時間ってなんだろう?」という視点で、そこに情熱をもって魅了されていく金太郎の姿に何かを感じていただけると思います。僕は金太郎の青年期を演じさせていただきますが、キラキラしたまなざしで時計と、時間と向き合っていますので、ぜひ楽しみにご覧ください! ※脚本担当・高橋泉の「高」、正しくは「はしごだか」