フェイエノールト・スロット監督「私が次のリバプール監督」…契約期間は3年、自ら就任を明かす
フェイエノールトのオランダ人アルネ・スロット監督(45)本人が「私が今後3年間(リバプールを)コーチすることを認める」と発言し、ユルゲン・クロップ監督の後任であることを明かした。 BBCを始め、英メディアが一斉に報じたところによると、スロット監督はフェイエノールトの今季最後となる定例会見に少々遅れて登場すると、「今、数人のスタッフに個人的な別れを告げてきた」と話して、2021年から3年間指揮したロッテルダムのクラブとの離別を明かすと、リバプールの新監督就任を公言した。 スロット監督は現役時代、主にオランダのPECズボレで200試合以上をMFとしてプレー。2013年に引退後、指導者に転身。2021年にフェイエノールト監督に就任すると、2021ー22年シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグでチームを準優勝に導き、翌2022-23年シーズンのエールディビジョン(オランダ1部)を優勝。続く2023-24年シーズンにはオランダのFA杯であるKNVBカップを優勝した。 クロップ監督の最終戦を5月19日に控え、今までのところリバプールはスロット監督就任を公表していないが、すでにフェイエノールトにオランダ人監督の契約解除金を支払っているとの報道もあり、就任は確定的。クロップ監督の勇退発言後、元リバプール選手でレバークーゼン監督のアロンソ監督が次期監督候補として注目されたが、42歳スペイン人青年監督が来季もレバークーゼン監督の継続を決断した。 BBCは今回のリバプールの人事に関し、スロット監督の攻撃的なスタイルがクロップ監督がこれまで築いたスタイルと「適応しやすい」と解説している。
報知新聞社