「すしと言えば富山でしょうが!」 富山県がPR動画、俳優の石原良純さん起用
県は定着を目指す「寿司(すし)といえば、富山」のPR動画を作った。富山のすしファンという俳優の石原良純さんを起用し、コミカルな演技で魅力を伝える。県公式ユーチューブで27日に公開を始め、9月から富山駅や富山空港、東京の県アンテナショップなどで放映する。新田知事が定例会見で説明した。 動画は1分半。石原さんが報道陣役の演者から、すしは東京などが有名だと問われ「すしと言えば富山でしょうが!」と叫ぶ。その後、富山のすしを食べた観光客が「毎日でも食べたいくらい」などと語る。15秒の短縮版もあり、ウェブ広告として活用する。 県によると、制作費や宣伝費など費用は計約700万円。知事は石原さんの起用について「富山ファンというのが一番」と述べた。観光客の声は台本ではないとし「突撃取材のような形で、自然とそういう声が出るということ」と語った。