静岡、全国で今年初めての40度 列島、厳しい猛暑続く
日本列島は7日、太平洋高気圧に覆われ、各地で厳しい猛暑となった。静岡市駿河区では午後1時18分に40.0度を記録。全国で今年初めて40度台に到達した。最高気温35度以上の猛暑日は東北から九州の広範囲で観測。全国914の観測地点のうち、猛暑日は今年最多の244地点に達した。30度以上の真夏日は猛暑日を含め612地点に上った。厳しい暑さは8日も続く見通しで、熱中症への注意が必要だ。 気象庁によると、7日の日本付近は東日本、西日本では南から高気圧に覆われ、晴れて強い日射が加わり、気温が上昇した。北海道や東北では、低気圧や前線の影響で雨となった。 9日にかけて前線の影響を受ける東北や北陸では、大気の状態が不安定になる見込みだ。非常に激しい雨が降る恐れもあり、気象庁は土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけている。 7日の最高気温は静岡市に次いで、群馬県下仁田町39.8度、甲府市39.3度、山梨県大月市39.2度、山梨県甲州市39.0度、浜松市天竜区と福島県浪江町38.8度、群馬県桐生市38.7度など。