賞金ランキングトップの馬場貴也に死角なし/ボートレース三国・北陸艇王決戦
ボートレース三国では、28日からGI「開設71周年記念 北陸艇王決戦」が開催される。 注目は11月8日時点で獲得賞金ランキングトップの馬場貴也。今年は2年連続となるボートレースメモリアル制覇を含むSG3優出の活躍を見せており、年間を通したその走りからは不安要素が見当たらない。当地周年初制覇を果たし、また一つ新たな称号を手にする。最大のライバルとなりそうなのが今年のボートレースクラシックを制した毒島誠。2021年の当地68周年ではパーフェクトⅤを達成するなど圧巻の強さを見せた。好相性の水面で再びVをつかみ弾みをつける。 他にも9月の津72周年覇者の松井繁や今年の関東地区選手権を制した濱野谷憲吾、3月の太閤賞67周年覇者の瓜生正義など衰え知らずの豪華ベテラン勢も参戦となる。そして魚谷智之や磯部誠といったこれまでの当地覇者たちも主役となる存在。地元からはWエースのひとり中島孝平と、前走地鳴門を優勝と好調な萩原秀人を中心とした精鋭たちが強力遠征勢を迎え撃つ。 27日には曇り空の下で前検が行われた。前回の好調機を引いた太田和美が、「ペラはそのままで行った。そんなに悪くないと思う。ターンでしっかり掛かってくれたし、乗りにくさはないかな。三国は相性がいいと思っているので頑張ります。」と好感触を得ている。エース機を引いた金子拓矢は、「悪くない気がします。余裕がある程ではないが悪くないです。僕の実力ならせめてあと半分は出したいですね。」と手応えを感じている。
マクール