ジョナサン・メジャース、DVで有罪判決後初の仕事が決定
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』や『クリード 過去の逆襲』に出演するも、元恋人へのDVで逮捕され、ハラスメントと暴行罪で有罪判決を受けたジョナサン・メジャースに、裁判後初めての仕事が決まったようだ。 【動画】映画『クリード 過去の逆襲』予告編 Varietyによると、「デューン」シリーズの監督ドゥニ・ヴィルヌーヴの弟として知られるマルタン・ヴィルヌーヴがメガホンを取り、フランク・ハンナが脚本を手掛ける復讐スリラー映画『Merciless(原題)』で主演を務めるそうだ。監督が認めたという。この秋からカナダのサスカチュワン州で撮影を開始する予定。 メジャースは2023年3月に元恋人に対するDV容疑で逮捕され、主演・製作総指揮を務める予定だった『The Man in Basement(原題)』を降板。マネージメント会社やPR会社から契約を解除され、キャンペーンや広告も白紙となった。昨年12月にハラスメントと暴行罪で有罪判決を受けると、主演予定だったマーベル映画『Avengers:The Kang Dynasty(原題)』からも解雇されていた。 その後、今年4月に1年間の家庭内暴力カウンセリングを受けるよう量刑が言い渡されたようだ。52週にわたり、ロサンゼルスで対面プログラムを受ける必要があるという。撮影に向けてスケジュールの調整が必要とみられる。 『Merciless』のプロデュースを手掛けるのは、『サウンド・オブ・フリーダム』のクリストファー・タフィン。彼は「世論や選択的訴追によって、偉大なアートやアーティストが傷つけられることを拒む」新しいメディア企業の立ち上げを計画しているそうだ。