参院・政倫審に世耕氏、橋本氏ら3人出席意向 下村氏、衆院・政倫審会長に申し出書を提出
日テレNEWS NNN
自民党の派閥の政治資金をめぐる事件を受け、参議院の政治倫理審査会を14日に開くことで与野党が合意しました。自民党の世耕前参院幹事長や橋本聖子議員など3人が出席します。 参議院の政倫審開催は史上初となります。まずは、世耕前参院幹事長ら3人が出席しますが、野党側は引き続き不記載が確認された32人、全員の出席を求めていく考えです。 自民党と立憲民主党の参議院の国会対策委員長が会談し、政倫審をあさって14日に開催することで合意しました。自民党安倍派の世耕前参院幹事長、橋本聖子議員、西田昌司議員が出席するということです。 橋本元五輪相「国民の皆さんに政治不信を招いてしまった。この責任は大変大きなものだというふうに思っておりますので、その反省も含めて、やはりしっかりと説明責任を果たさせていただきたい」 一方、衆議院の政倫審についても、動きがありました。 政倫審の筆頭幹事の立憲民主党・寺田議員は、自民党側から安倍派の事務総長経験者である下村元文部科学大臣について、「出席の意向があり、手続きを進めていきたい」と伝えられたと明らかにしました。 自民党幹部の1人はこれまで、下村氏が「出席すれば派閥の色々な話をして収拾がつかなくなる」などと慎重な姿勢を示していました。それが、12日になって「本人が話せる範囲で話すと言っているので大丈夫と判断した」と出席する見通しであることを明らかにしました。 また、いま入ってきた情報によりますと、下村氏は先ほど政倫審の田中会長に申し出書を提出したということです。早ければ来週にも開催されるとみられます。