男子新体操の魅力を伝えようとおととい坂出市で新体操フェスが開かれました。東京オリンピック代表や夏のインターハイ王者らが参加し、会場を魅了しました。 新体操フェスは、香川県内で唯一、男子新体操部がある坂出工業高校が競技の普及を図ろうと開いたものです。 中には珍しいコラボもあり、夏のインターハイ、新体操の種目別スティックで優勝した坂出工業２年の高山蓮音は、全国大会で優勝した坂出高校３年の森愛理さんのサックスの生演奏に合わせて演技を披露しました。 （インターハイ　種目別スティック優勝　坂出工業　２年　高山蓮音選手） 「もっと多くの人に、男子新体操の演技を知ってもらって、五輪競技にいつかなってほしいと思う」 また東京五輪の日本代表で、２０２２年に現役を引退した坂出市出身の喜田純鈴さん（２２）も参加し、創作演技を披露。現在、東京で指導者として活動している喜田さんは、久々に客の前で演技したそうですが、演技の美しさは健在で、会場を魅了していました。 （東京五輪日本代表　坂出市出身　喜田純鈴さん） 「すごくお世話になった地元での演技、こういう機会を与えてもらえてうれしかった。身近にできる競技に変えていけたら」 坂出工業は、今後も男子新体操の普及に努めていきたいとしています。