東京・埼玉・栃木・群馬に竜巻注意情報 竜巻など激しい突風に注意
東京など関東南部でも雷雲が発生し始めました。竜巻などの突風が発生する可能性もあり注意が必要です。
関東各地に竜巻注意情報
気象庁は今日午後2時過ぎに、栃木県のほかに東京都や埼玉県、群馬県内でも、竜巻などの激しい突風が発生するおそれが非常に高まっているとして、竜巻注意情報(※)を発表しました。 関東地方では大気の状態が不安定となっていて、午後になって東京・多摩地方でも雨雲が発生しはじめました。局地的に雷を伴って雨が強まっています。いま雨の降っていない所でも、急に激しい雨や雷雨となるおそれがあります。ひょうが降ったり、竜巻などの突風が発生する可能性もあります。 雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷、ひょう、急な強い雨にも十分お気を付けください。 ※竜巻注意情報の有効期間は、発表から1時間です。
竜巻が発生する前兆
竜巻が発生する前兆は、大きく3つあります。真っ黒な雲がちかづいてきた、ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた、急に冷たい風が吹いてきたら、竜巻が発生するおそれがあります。すぐに安全な所へ避難してください。
竜巻が接近して来たら(屋外)
屋外にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の4つのことを心がけてください。 ①頑丈な建物の物陰に隠れ、頭と首を守りましょう。 ②避難場所がない場合は、物陰や溝にふせて、だんごむしのポーズで、頭と首を守ってください。 ③物置や車庫、プレハブの中は、建物自体が飛ばされてしまう可能性もあり、危険です。 ④電柱や太い木も、倒壊することがあるため、危険です。近づかないようにしてください。
竜巻が接近して来たら(屋内)
一方、屋内にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の3つのことを心がけてください。 ①窓とカーテンを閉めて、窓からなるべく離れましょう。 ②丈夫な机の下に入り、身を小さくして、頭を守る姿勢をとりましょう。 ③家の一階の窓のない部屋(トイレなど)に移動するのも、身を守る方法の一つです。
日本気象協会 本社 日直主任