阪神 佐藤輝は降格後初出場で3打数無安打 守備機会は1度 和田2軍監督「最後まで気持ち抜かないでしっかりやってる」
「ウエスタン、中日6-1阪神」(17日、ナゴヤ球場) 阪神は序盤の失点が響き、中日に敗れた。 【写真】プレッシャーになる?ならない? 試験的に導入されたピッチクロック 15日に2軍降格となった、阪神の佐藤輝明内野手は「4番・三塁」で降格後初出場を果たした。1打席目は死球だったが、3打数無安打。守備機会は犠打の処理による1度だけだった。 また、この日はピッチクロックが試験的に導入された。走者なし(イニングの先頭打者の初球を除く)に限って15秒の制限が設けられたが、罰則はなし。特に目立った変化はなかった。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -ピッチクロックが試験導入されたが、投手への影響は。 「これまでもうちの選手に限っては、タイムオーバーしてるような選手はいなかった。実際にああやって測りながらやっても、そこまで気にならなかったんじゃないかな」 -オーバーしてる選手はいなかった。 「1人1人見てるわけじゃないから、はっきりはしないんだろうけど。審判員に聞かないとはっきりしたことはわからないけど、ちょっと遅いんちゃうかとか、そういう感じは受けなかったよね」 -リーグからの説明はあったのか。 「いやいや、もうそれは年始に監督会議で説明があって。キャンプの時にも審判が説明に来てね。それはもう済んでるんで。今日から設置して、試験的にやりますと。そういう話だけど」 -佐藤輝が実戦出場したが、練習や試合での姿勢はどう見たか。 「こうやって、試合をやっていく中で上げていくしかないと思う。バッティングだけじゃないんでね。守備も走塁も、とにかくしっかりやりきるっていうね。1日1日の積み重ねだと思うから。今日は結果が出なかったけど、最後まで気持ち抜かないでしっかりやってるんでね。明日以降もまたこれを続けて、かつ結果を出して、状態をよくしていく」 -本人は複雑な気持ちもあると思うが。 「気持ちは、こっちに来てしっかりやるっていう気持ちでいる。打つ方に関しては、本当は仕留めないといけないところをファウルにして、狙ってない球を当ててしまったりね。今日に関しては内容がそんなに良くなかったけどね。とにかく数多く打席に立って、守備でも数多く受けてると、打撃にもつながってくると思うからね。下半身をもう一回、鍛え直して、基本からもう一回っていう気持ちでね。本人もそのつもりで取り組んでるんでね。今日は結果が出なかったけど、日に日に良くなってってくれたらいいよね」