【独占】モリコーネとジョーン・バエズによる音楽が胸を打つ、映画『死刑台のメロディ』本編映像公開「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」
「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」より、『死刑台のメロディ』の映像が独占公開された。 その91年の生涯で、500作品以上もの映画・TV作品の音楽を手がけた映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネ。昨年劇場公開されたジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(2021)での大きな感動と称賛を経て、モリコーネが手がけた『死刑台のメロディ』(1971)4Kリマスター・英語版と、待望の日本初公開となる『ラ・カリファ』(1970)の名曲映画2作品を上映する「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」が開催される。 この度公開されたのは、1920年のアメリカで起きた悪名高き冤罪事件“サッコ=ヴァンゼッティ事件”を描く『死刑台のメロディ』より、アメリカにおけるモダンフォークブームの先頭に立ち、平和主義者として活動もしていた歌手のジョーン・バエズが歌う「サッコとヴァンゼッティのバラード」が流れるシーン。 サッコとヴァンゼッティの解放を求める抗議者たちがアメリカ国内のみならず、イタリアやヨーロッパなど各地でデモを起こしていたことが伝わる当時の映像がスクリーンに投影され、それをサッコとヴァンゼッティの妻を含めた抗議者たちが涙目になりながらも食い入るように見つめるシーンが映し出される。 アメリカだけではなくヨーロッパの各地にまで抗議活動が広がったこの事件は、2人の死刑執行後の再調査の末、冤罪が確定。自身も夫と共に徴兵反対運動をし、3年もの刑を受けていた活動家でもある歌手のジョーン・バエズは、そんな事件を描いた本作『死刑台のメロディ』に賛同し、主題歌「勝利への讃歌」と挿入歌「サッコとヴァンゼッティのバラード」の2曲を歌っている。モリコーネの美しいメロディとともに、ジョーン・バエズが手掛けた歌詞にも注目したい。 「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」は、2024年4月19日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部
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