「安心してもらえるまちに」 大阪・摂津市長に就任の嶋野氏、初の記者会見
大阪府摂津市長に就任した嶋野浩一朗氏が初めて記者会見し「多くの市民と触れ合い、安心してもらえるまちを目指す」と意気込みを語った。 嶋野氏は市議を務めていたが、前市長の森山一正氏から後継指名を受け、9月の市長選に立候補。新人2人を退けて初当選し、10月に就任した。6期務めた市議との違いについて「いろいろな情報が飛び込んできて、適宜判断している。市長の重責を感じている」と話した。 開会中の市議会には、元市長公室長の山本和憲氏(64)を副市長に選任し、若狭孝太郎教育長(62)を再任するなどの人事案を提案し、同意を得た。山本氏を起用した理由について嶋野氏は「実務経験が豊富で人望もある。市議時代に何度も話をして安心感があり、副市長に適任だと思った」と説明した。