長崎主将・秋野央樹、福岡へ完全移籍「長崎を J1 へ昇格させることが自分の使命だと常に言い聞かせて全力で闘ってきました」
アビスパ福岡はV・ファーレン長崎からMF秋野央樹を完全移籍で獲得したことを発表した。 【2024-2025】Jリーグ全クラブ監督人事まとめ|新体制となるのは? 柏レイソルの下部組織出身の秋野。湘南ベルマーレを経て、2019年に長崎へ完全移籍で加入した。J2で戦う長崎のレギュラーとして活躍し、2024シーズンはリーグ戦36試合に出場していた。 J1で戦う福岡への完全移籍が決まり、秋野は「まずはアビスパ福岡という素晴らしいチームでプレーできる機会をいただけたことに感謝しています。自分の持てる最大限の力をアビスパ福岡の目標達成の為に注ぎます。僕自身、2019年以来のJ1での挑戦にワクワクしています。自分らしく日々の練習から100%で取り組み、アビスパ福岡の力になれるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。 一方で、5年間を過ごし、キャプテンとしてもプレーした長崎に対しては申し訳なさも口にしている。 「来シーズンからアビスパ福岡に移籍することを決めました。僕は長崎を J1 へ昇格させることが自分の使命だと常に言い聞かせて全力で闘ってきました。プレーオフ仙台戦、終了直後。 来シーズンも僕は長崎で戦う、このクラブを絶対に昇格させると決めていました。このクラブが僕自身にとって大切な存在だからです。しかしこのような決断に至りました。本当に悩みに悩んで悩み抜きました。長崎へのこの気持ちに嘘はありません。自分勝手な行動をとってしまうこと、昇格を成し遂げる前にクラブを離れる事をどうかお許しください」 「長崎に来てから沢山の経験をさせていただきました。あと一歩で成し遂げられなかった J1 昇格、2 度の大怪我、契約満了、トライアウト、再契約、3 度のキャプテン、そして J1 昇格プレーオフ。 感謝しても仕切れません。 その中でも怪我から復帰した時の 2022年天皇杯の鹿児島戦、2023 年甲府戦の光景を忘れたことはありません。 長崎に来て、自分は選手としても 1 人の人間としても大きく成長できたと感じています。それは日々、切磋琢磨するチームメイトや素晴らしいコーチングスタッフ、フロントスタッフ、メディカルスタッフ、マネージャー、ボランティアの皆さん、長崎で出会ってくれた沢山の仲間、友達、そして温かすぎる最高のファン・サポーターの皆さんのおかげです。 本当にありがとうございました」 「V・ファーレン長崎の来シーズンの J1 昇格、そしてこれからの躍進を心より願っています。 いつの間にか在籍年数が 1番長いクラブになり、本当に忘れられない大切なクラブです。 5年半ありがとうございました」